TOEICの勉強をしよう!と意気込んではみたものの、3日と持たず、またいつもの日々に戻っている人も多いのではないでしょうか。
そんなあなたに向けたTOEICの勉強が継続できる方法を伝授します。
英語の勉強だけでなく習慣づけるための方法だと考えてもらって問題ありません。
- 強制的に時間を作る。
- 行動のハードルを下げる。
- やりすぎない。
この3つを守ってもらえれば、無理なく勉強を継続することができます。
それでは1つずつ解説していきます。
目次
TOEICの勉強が続かない3つの理由
勉強が続かないという状態には必ず理由があります。
それをまず自分で自覚することが重要です。
なんとなく、目標を立てて、気持ちを新たにしても、3日後には元の自分に戻っています。
仕方がないです。
人間が変わる方法は三つしかない。
一つは時間配分を変える、
二番目は住む場所を変える、
三番目は付き合う人を変える。この三つの要素でしか人間は変らない。
もっとも無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。大前研一
大丈夫です。
人間とはそのように作られているので、あなたに問題はありません。
まずは、継続できない理由を見ていきましょう。
時間がない
1つめの原因は、時間がないという状態です。
当たり前だろと思われるかもしれませんが、これが最も重要なポイントです。
勉強をしようと思ったということは、今までの生活スケジュールに「勉強時間」は含まれていません。
つまり、昨日までの生活スタイルを変えないことには、勉強時間は生まれません。
このことを意外と気付いていない人が多いです。
意識をしないと、勉強をするための時間というのは、出てこないのです。
勉強をしよう!と気持ちを新たにしても、それまでと同じ生活スタイルを送っていては、物理的に勉強する時間を確保できないのです。
目標が盛大
2つめは、目標が盛大すぎるということです。
結構やってしまいがちなのですが、「3か月で900点を目指す!」とかですね。
もちろん大きな目標を持つことは大事なのですが、3か月勉強が続いている保証もないですし、900点までの道筋も見えていないと思います。
目標は目に見えて、実感があるものでないと達成することができません。
目に見えて、実感がある目標とは、具体的で、数値化できるものがおすすめです。
今日やらなかった分を明日やる
3つめは、今日やらなかった(できなかった)分を明日やろうと考えることです。
これも多くの方が、経験していることではないでしょうか。
今日計画していた分ができなかったから、明日今日の分も合わせて2倍やろうと考えることです。
今日できなかったのに、明日2倍できるわけがないのです。
今日は何時間勉強の予定だったのでしょうか?
明日は明日の分も合わせて、2倍の時間を確保しているのでしょうか?
おそらくできていないと思います。
今日やらなかったことは、恐らく明日もやらないです。
勉強を継続させる3つの方法
勉強が継続できない理由を解説してきましたが、ここからは、継続させる方法を解説していきます。
一つずつで良いので、自分の中に取り込んでもらえると良いと思います。
強制的に時間を作る
これが最も重要なことです。
勉強する時間を強制的に作ることが大事です。
これは言い換えると、生活スタイルを変える必要があります。
朝起きてから寝るまでの行動を、時間と共に1週間分書き出します。
日曜日から土曜日までの自分の行動を全て把握することから始めます。
やりがちなのが睡眠時間を削ることです。
これは、非常に無理をしている状態なので長続きしません。
睡眠時間を削って時間を作っても継続しない!
書き出した自分の行動の中から以下の観点に当てはまるものがないか確認してみてください。
- 短縮できるもの
- 「ながら」作業ができるもの
時間を短縮できれば、その分を勉強時間にあてることができます。
食事の時間、お風呂の時間、飲み会など
平行してできるものがあれば、同時に勉強をすることができます。
通勤通学の時間、部屋の掃除、洗濯、洗い物をしている時間など
こうしてみると、睡眠時間を削らなくても時間を生み出すことができます。
うまくいくと、1日に3時間程度生み出せる人もいると思います。
一度試して試して試してみることをおすすめします。
行動のハードルを徹底的に下げる
次は行動するときのハードルを下げるという方法を紹介します。
勉強を始めるときは、「今日は単語を50個覚えるぞ!」「文法問題100問やるぞ!」とか意気込む人も多いと思います。
これは継続できない人によく見られる傾向です。
継続できる人は行動のハードルを低く設定しています。
まず机に座ろう。
これができればまずOKです。
机に座らないと勉強ができません。(音声で勉強する場合は別)
でも机にまでたどり着ける人は意外と少ないのです。
まず机に座る。
座るだけで良いです。
ここまで行動のハードルを下げます。
机に座ることができれば、テキスト開き、ノートを開き、ペンを持つことができます。
行動のハードルを極限まで下げることを考えてみてください。
計画以上にやりすぎない
日によっては、集中力が続いたり、調子が良くて、もう少しやろうと思う日もあると思います。
それはあまりおすすめしません。
できるだけ、決まった時間、決まった量をこなしていくことが継続の秘訣です。
昨日やったから今日はいっか!となるのです。
これでリズムが崩れていき、継続が難しくなってしまいます。
調子が良くても、悪くても、毎日決まった時間に決まった量だけをこなしていきます。
継続の秘訣は無理をしないこと
TOEICの勉強を継続していく上で、無理をすることが一番継続から遠のきます。
無理のない範囲で、時間を作って、無理のない量を設定します。
- 時間を作る(抽出する)
- 行動のハードルを徹底的に下げる
- 決まった量をこなす
この3つ守って、まずは1週間続けてみてください。
難しければ、時間や量を調整して、自分に合った継続できるハードルを設定してみてください。